5.吸入器(ネブライザー)の使用方法と感染対策
ネブライザー(吸入器)により薬物や水分を微粒子として気道や肺の奥まで送り込む方法です。
加湿だけを目的とする場合には滅菌した生理食塩水や滅菌精製水を用い、去痰や気管支拡張の目的には医師の処方による薬物を用います。
セミファウラー位、または起坐位の体勢をとります。
ネブライザーグラス(薬液カップ)に薬液や滅菌精製水などを入れます。薬液を使用する場合は、医師の処方に基づいて指示された量を注射器で吸い上げて用います。
スイッチを入れ、噴霧状態を確認後、吸入を開始します。
薬液がなくなったら、スイッチを止めます。
吸入後、痰の喀出を促します。痰の量、色、粘稠度、口唇、爪甲色を観察します。
超音波ネブライザー・ジェットネブライザーの洗浄と消毒は、少なくとも24時間ごとに行います。
超音波ネブライザーの蛇管や薬液カップの消毒は、0.01%次亜塩素酸ナトリウム液に1時間以上浸漬して行います。
ジェットネブライザーの消毒は、熱水浸漬(65℃・2分間以上、70℃・30秒間以上、80℃・5秒間以上)などで行います。なお熱水浸漬が行えない場合には、使用のつど洗浄後に食器乾燥機で乾燥させておきます。
【医療従事者のためのリンク】セミクリティカル器具
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