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8.インスリン自己注射の方法と感染対策



■概要

インスリン自己注射はインスリンを在宅療養者自身で注射する方法です。


■基本的な処置方法と感染対策

  1. 手指衛生(手洗いまたは速乾性手指消毒薬の使用)を行います。

  2. インスリンを液が白濁するまで混和します。

  3. ゴム栓部分をアルコール綿で消毒して、注射針を取り付けます。

  4. 空打ちを行います。

  5. 注射部位の皮膚をアルコール綿などで拭きます*1。注射部位の消毒には通常、消毒用エタノール、70%イソプロパノール、グルコン酸クロルヘキシジン添加アルコールなどのアルコール綿を使用します。アルコールに過敏症の場合は、10%ポビドンヨード液などアルコールを含まない消毒薬を使用します*2

  6. インスリンを注射します。

  7. 注射後にも、注射部位の皮膚をアルコール綿などで拭きます。

  8. 注射後の針は医療機関の指示に従って処理します(耐貫通性の容器に入れ、各地方自治体の定める方法に従って廃棄するか、耐貫通性の容器に保管し、医療機関に持参して廃棄してもらいます)。

*1:省略してもよいという説もあります。
*2:アルコールを含む消毒薬には、10%ポビドンヨードアルコール液、2%ヨードチンキなどもあり、注射部位の消毒に使用できます。また、アルコールを含まない消毒薬にはグルコン酸クロルヘキシジン液、塩化ベンザルコニウム液、塩化ベンゼトニウム液などもあり、注射部位の消毒に使用できます。


【医療従事者のためのリンク】注射部位の皮膚



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