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12.乳児のための哺乳瓶消毒の方法と感染対策



■概要

生まれたばかりの乳児に用いる哺乳瓶や乳首は、清潔に扱わなくてはいけません。特に在宅医療を受けている乳児の場合は、感染に対する抵抗力が弱まっている場合があり、注意が必要です。

哺乳瓶に入れるミルクは栄養が多く、洗浄が不十分でミルクが残っていると微生物の温床になる可能性があります。使用した哺乳瓶・乳首は洗浄してから、消毒薬による消毒を行うか、煮沸消毒、もしくは電子レンジを使用した消毒を行います。


■消毒薬(ジクロシア(r)(ジクロルイソシアヌール酸ナトリウム)または次亜塩素酸ナトリウム)を用いた消毒方法

洗浄


洗浄:
哺乳瓶・乳首は洗剤を使いブラシ洗いの後、水洗いします。

消毒薬の調製


消毒薬の調製:
水2Lあたりにジクロシア(r)(ジクロルイソシアヌール酸ナトリウム)1gもしくは6%次亜塩素酸ナトリウム5mL(有効塩素として150ppm)に1時間以上浸漬します。

浸漬


浸漬:
洗浄した哺乳瓶・乳首に気泡が残らないようにして、次の調乳時まで消毒薬に完全に浸しておきます(1時間以上)。薬液は24時間ごとに1日1回新しく調製します。調製後はふたを閉めます。濁ったり汚れたりしたら、その都度調製します。

使用


使用:
使用直前に哺乳瓶を取り出し、薬液を良く振り切った後そのまま使います。すすぐ必要はありません。においなどが気になる場合は水道水ですすいでもかまいません。


注:消毒薬が目に入らないよう注意が必要です。


■煮沸での消毒の方法

  1. 哺乳瓶・乳首は洗剤を使いブラシ洗いの後、水洗いします。

  2. お湯を沸騰するまで沸かします。

  3. 沸騰したお湯の中に哺乳瓶を15分以上浸漬させます。

  4. 時間がたったら、哺乳瓶を取り出し、水を切り、ふたのある容器に保管します。

    注:やけどに注意しましょう。

■電子レンジでの消毒の方法

  1. 哺乳瓶・乳首は洗剤を使いブラシ洗いの後、水洗いします。

  2. 哺乳瓶を消毒用の容器に水道水と一緒に浸漬します。

  3. 容器を電子レンジ(500W・3分間)で消毒します。

    注:やけどに注意しましょう。

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